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下関市民必見!雨漏りを放置した結果で起きる危険な末路とは?
2024年11月05日(火)
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の平井です!
下関市は本州の最西端に位置しています。山口県は勢力が弱まらない台風の通り道になることも多く、豪雨災害も多いエリアです。とくに台風が対馬海峡通過後、長崎県に上陸して北東に進んだ場合、大きな被害が出ています。
猛烈な台風は住まいに大きな負担をかける自然災害です。台風以外にも、ゲリラ豪雨や梅雨のような豪雨だと雨漏りが起きやすくなります。屋根や外壁のちょっとした隙間からでも、住まい内部に雨水が侵入するのです。
「少々、天井に雨漏りによるシミができた程度なら問題ない」「面倒だしお金もかかるから後回しでいい」
雨漏りに対し、そのような判断をされる方もいるかもしれませんが危険です。そこで今回のお役立ちコラムでは、雨漏りを放置した結果、どのようなトラブルにつながるのか、くわしくお話しします。
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下関市は台風被害が多いからこそ雨漏りに注意
下関市がある山口県は、梅雨前線の停滞や台風による大雨で、洪水や浸水のような被害があるエリアです。ゲリラ豪雨による豪雨災害でも、被害が出ています。大正から平成にかけて、山口県内全域に被害をもたらすような、台風や豪雨災害に見舞われています。
台風や豪雨のような自然災害のエネルギーは、住まいに大きなダメージを与える脅威です。台風や豪雨の後、天井や壁に水のシミができていたら雨漏りを疑ったほうがいいでしょう。
雨漏りはけっして甘く見ていいものではありません。水シミが発生している時点で、雨漏りの被害は進んでいると考えたほうがいいのです。雨漏りを放置し、被害が進行すると、最終的にはその住まいに住めなくなります。安心できる住まいではなくなり、改修や引っ越しを余儀なくされるのです。
以下、雨漏りによって引き起こされる数々のトラブルについてくわしくお話しします。
参照:山口県ホームページ山口県の風水害(大雨、台風・高潮 など)
雨漏りが本当に怖いのは二次被害!甘く見てはいけない理由
雨漏り自体、天井や外壁から雨水が垂れるわけですから不快なトラブルです。ただ、本当に怖いのは雨漏りによる二次被害といえます。以下は、雨漏りによる具体的な二次被害です。
- ・木材が腐ることで、住まいの耐久性が極端に低下する
- ・腐った木材を好むシロアリのような害虫を誘う
- ・天井や壁にカビが発生して美観が悪い
- ・カビの胞子を吸い込むことでアレルギーやシックハウス症候群を発症する
- ・漏電火災の危険性
- ・経済的損失
このようなトラブルは深刻なものばかりです。それぞれの二次被害について、くわしくお話しします。
木材が腐ることで、住まいの耐久性が極端に低下する
住まい内部に雨水が侵入したら、木材の柱や梁は濡れます。住まい内部の湿度も高まり、木材の含水率30%以上になると、木材腐朽菌という菌類の繁殖率が高まるのです。この木材腐朽菌が、木材を腐らせます。
木材の細胞壁は糖から構成されたセルロース・ヘミセルロースを、リグニンという成分がガードしています。この構造により、他の生物ではセルロースやヘミセルロースを分解できません。木材腐朽菌が特殊なのは、リグニンのガードをくぐり抜けられる点です。木材腐朽菌はセロルースやヘミセルロースを餌として細胞壁を分解します。その結果、木材の腐食が発生するのです。
そもそも戸建て住まいは多くの木材で形成されています。柱や梁の他、床や壁まで多くの場所で木材が使われているのです。その木材が腐れば、住まいを支える力は極端に低下します。
もろくなった柱や梁では、小さな地震にも耐えられません。地震が発生しなくても、生活の中で少しぶつかっただけでも折れる危険性があります。そのような状態だと、いつ倒壊しても不思議ではないのです。
腐った木材を好むシロアリのような害虫を誘う
シロアリは腐った木材を好みます。住まいだけではなく、家具や断熱まで食害する厄介な害虫です。
住まいを支える木材が腐ったうえにシロアリ被害まであれば、より深刻な状況をもたらします。また、ヒラタキクイムシのような害虫も同様です。湿度が65%〜75%の環境を好む害虫で、シロアリと同様に住まいの耐久性は低下します。
参照:J-Stage資料編(施設の性能に影響を与える木材の経年変化)
天井や壁にカビが発生して美観が悪い
天井や壁をカビが汚します。カビの胞子は空気中に浮遊しており、温度5度〜35度なら、付着した表面と水分を利用して育つのです。また、湿度が高いとカビの繁殖は早まります。雨漏りにより湿度が高まることで、住まいの中にカビが発生して美観を損なうのです。
参照:株式会社 衛生微生物研究センターQ&Aカビの発生条件は?
カビの胞子を吸い込むことでアレルギーやシックハウス症候群を発症する
カビでアレルギーやシックハウス症候群の発症リスクが高まります。呼吸の際に胞子を吸い込めば、体内でアレルゲンになるのです。とくに危険なのは、肺の中でカビが繁殖する肺アスペルギルス症のような病気です。他にも水虫や爪白癬症などは、一旦罹患すると長期治療になります。
シックハウス症候群も危険です。アレルギーと同様に、カビの胞子を吸い込むことで罹患します。その他、ダニの死骸やフン、ハウスダストなどでも罹患する厄介な症状です。シックハウス症候群の症状は多岐にわたります。
- ・目の刺激
- ・鼻水や涙や咳
- ・頭痛や目眩や吐き気
- ・目や喉の乾燥の他、刺激や痛み
- ・疲労感や眠気
- ・皮膚の乾燥や赤みやかゆみ
このような症状が代表例で、体力がない、免疫力が弱い子どもや高齢者には致命的な問題です。カビは美観の問題だけではなく、健康問題にも発展するため注意しましょう。
漏電火災の危険性
漏電火災も危険な二次被害の1つです。漏電とは本来の電気の通り道を外れて流れる現象を指します。たとえば電気コードの中には、電気を通す導体である銅線があります。
コンセントにプラグを入れると、銅線に電気が流れるのです。ただ、銅線は絶縁体という電気を通さない物質で守られています。絶縁体は塩化ビニルやフッ素樹脂の他、ポリエチレンなどです。ただ、絶縁体が経年劣化やネズミにかじられると銅線がむき出しになります。電気が通っている場合、感電するため非常に危険です。
また、むき出しになった銅線に水が触れると漏電します。漏電により火花が散り、周囲にホコリがあれば発火するのです。これが漏電火災です。また、トラッキング現象は雨漏りも関係する、火災につながるトラブルといえます。コンセントの周辺にチリやホコリが溜まっていると危険です。空気中の水分を吸収するからです。水分は電気を通すため、ホコリに小さな電流が流れます。
電気が流れると熱が発生し、チリやホコリが部分的に乾燥するのです。そのうち火花が飛び散りホコリに、プラグが炭化して発火します。これがトラッキング現象による火災です。チリやホコリと湿気が多い場所で発生します。
参照:東京電力パワーグリッド トラッキング現象とは?火災が発生するメカニズムと安全対策について
経済的損失
雨漏りを放置した結果、経済的損失が出るのも無視できません。雨漏りで天井から垂れた雨水が、テレビやオーディオにかかれば故障します。雑巾で拭いたぐらいでは対処できないほど濡れると、家具は使い物にならなくなるのです。引き出しの中に収納していた、重要書類まで濡れるかもしれません。
また、雨漏りによる被害が拡大すると、その時点で補修しようとしても大きな修繕費が必要です。早めに対処しないと被害が大きくなり、結果的に経済的な損失につながります。
下関の地域密着プロタイムズ下関店オムラが雨漏りを解決
株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)は、下関市密着で外壁塗装や屋根塗装のニーズに応えられます。雨漏り修理もお任せください。専門知識を持った有資格者である、一級塗装技能士や外装劣化診断士も在籍しています。さらに外壁・屋根塗装業界30年以上の職人たちが、知識と経験と技術を駆使し、雨漏り原因の特定と解決を目指すのです。
雨漏りの原因は、経験だけではなく、科学的なアプローチでより正確に特定しなければなりません。そのための準備と技術がオムラにはあります。オムラへの雨漏り修理のご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話やメール、ショールームでもお気軽にご相談いただけます。
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