下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている

株式会社オムラ（プロタイムズ下関店）です！

外装劣化診断士の平井です！

2025年、下関市では外壁塗装やリフォームで活用できる補助金を用意しています。外壁塗装に関しては、外壁塗装単体に活用できるものはありません。ただ、関連して活用できるかもしれない補助金が出ています。とくに省エネや移住者に関する補助金は狙い目でしょう。

ただし、補助金を得るには条件を満たしていなければなりません。条件から外れて補助金が得られなければ、悔しい気持ちしか残らないでしょう。実際のところ、外壁塗装やリフォームのための補助金は、非常に大きな金額が求められます。

外壁塗装の耐用年数が経過していたり、外壁の劣化や美観に問題が出たりすれば、焦ってしまうものです。補助金を利用することで、賢くお得に住まいのリフォームができるだけではなく、快適性も高まります。

そこで今回のお役立ちコラムでは、2025年に利用できる、外壁塗装やリフォームに関する補助金についてくわしくお話しします。

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まずは押さえておきたい！下関市の補助金活用のメリット

外壁塗装をはじめとした住まいのリフォームにはまとまった費用が必要です。下関市では市民が快適で安心して暮らせるように、住まいのリフォーム支援を補助金という形で用意しています。

うまく活用すれば、工事費用の負担を軽減できるのです。物価も高くなっている昨今、補助金を活用しない手はありません。とくに下関市で利用できる補助金としては、省エネをはじめとした住環境の改善に関連する内容が増えてきました。たとえば、窓の断熱改修に使用できる補助金です。

断熱窓や断熱塗装の施工費は安くありませんから、補助金を活用できるメリットは大きいと言えるでしょう。

2025年補助金制度はどうなっている？下関市の支援内容

2025年5月12日時点、山口県が実施している補助金も含め、下関市で活用できる支援内容は以下があります。

• 下関市移住者向け住宅購入支援事業
• 先進的窓リノベ2025事業
• やまぐち三世代同居・近居パスポート「やまぐち三世代同居・近居パスポート」について（交付手続・サービスなど）

このような補助金について、条件や補助金額などをくわしくお話ししていきます。

下関市移住者向け住宅購入支援事業

下関市に転入し、住まいの建築や購入する方を対象として補助金を出しています。

対象者

• 転入者で、下関市内に自身が住むための住宅の建築や購入する方
• 契約締結の前に、以下の条件、どれかに該当する方を対象
• 3年以上継続して、下関市以外に住んでいる方。下関市に転入予定
• 3年以上継続して、下関市以外に住んでいた方。転入日から1年以内

対象住宅

対象住宅は新築住宅と中古住宅で条件が異なります。

【新築住宅】

• 戸建ては75平方メートル以上、マンションなら55平方メートル以上
• 下関市内に本店か支店などがある登録事業者との、請負や売買契約は必須

【中古住宅】

• 昭和56年6月1日以降に適用されることになった、新耐震基準を満たしていることは必須
• 下関市内に、本店か支店などがある宅地建物取引業者を介した売買契約

新築住宅とは「人が住んでいない住宅」を指しています。検査済証交付などから1年が経過していない住まいです。

購入金額が土地と住まいの合算となっているケースもあるでしょう。その場合、住まいの金額は必ず算出しなければなりません。

補助金額

補助金額は1世帯あたり加算を含んだ【100万円が上限】です。住まいの建築等の費用1／2と区分に応じた金額を比較し、いずれか少ない額に設定されています。

【世帯区分と補助額】

• 中学生以下の子がいない：30万円
• 中学生以下の子が1人いる：60万円

加えて以下の加算区分と加算額が設定されています。

【中学生以下の子がいない場合の加算区分（重複可）と加算額】

• 3世代同居・近居：30万円
• 居住誘導区域：20万円

【中学生以下の子が1人いる場合の加算区分（重複可）と加算額】

• 中学生以下の子2人以降、1人につき：20万円
• 三世代同居・近居：30万円
• 居住誘導区域：20万円

募集期間

令和7年4月1日（火）～令和7年12月26日（金）先着順

新築住宅だと市の補助額に応じて、登録事業者による30万円及び50万円の優遇措置があります。

外壁塗装に特化しておらず、リフォームに特化しているわけではありません。ただ、補助金を利用して購入できれば、浮いた自己資金を外壁塗装やリフォームに回せるのです。

参照：下関市移住者向け住宅購入支援事業のご案内

先進的窓リノベ2025事業

住宅省エネ2025キャンペーンは、4つの補助事業によって構成されています。2050年カーボンニュートラル実現のため、各家庭の省エネを推進するための補助です。

その中の1つに住まいの断熱性の向上に使用できるものが含まれています。先進的窓リノベ2025事業において、断熱窓への改修で補助金が出るのです。

• 補助対象事業
• ガラス交換
• 内窓の設置
• 外窓交換のカバー工法とはつり工法
• ドア交換のカバー工法とはつり工法

補助対象となる工事ですが、申請あたり補助額の合計5万円以上のリフォーム工事しか認められません。

補助対象者

1. 窓リノベ事業者と工事請負契約を締結して、開口部（窓）のリフォーム工事をする方
2. 開口部（窓）のリフォーム工事を行う住まいの所有者等の方

いずれかを満たせばいいわけではなく、1と2を満たす方しか認められません。

補助対象となる住宅

住宅は人が住むための家屋と考えてください。住まい以外に使用している店舗や施設は対象外です。

また、戸建てや集合住宅等は問われませんが、既存住宅を条件としています。リフォーム工事の工事請負契約日の時点で、検査済証の発出日から、1年経過した住宅です。または過去に人が住んでいた住宅は対象となります。

補助金額

補助上限は1戸あたり200万円

工事内容によって補助額は変わります。たとえば、ガラス交換は1枚5,000円〜5,500円です。内窓設置は1箇所12,000円〜106,000円となっています。

外窓とドアの交換では、共にカバー工法1箇所58,000円〜266,000円で、はつり工法1箇所46,000円〜266,000円です。

省エネ性能が下がるような窓やドアを設置する工事は認められないといった、細かい条件も多数設定されています。

スケジュール

• 工事請負契約日の期間：工事着手日以前
• 工事着手日の期間：2024年11月22日以降
• 交付申請の予約受付期間： 2025年3月31日～予算上限に達するまで（遅くとも2025年11月14日まで）
• 2025年3月31日～予算上限に達するまで（遅くとも2025年12月31日まで）

添付書類の登録は2025年4月14日からスタートします。

受付期間中でも、予算上限に達すると受付終了です。

参照：下関市 先進的窓リノベ2025事業

やまぐち三世代同居・近居パスポート「やまぐち三世代同居・近居パスポート」について（交付手続・サービスなど）

下関市ではなく山口県による補助金です。【世代間の支え合いによる子育てがしやすい環境づくり】を目的とします。三世代同居や近居希望の方を対象に【やまぐち三世代同居・近居パスポート】を発行する内容です。

やまぐち三世代同居・近居パスポートの特典

協賛企業にパスポートを提示すると、割引をはじめとしたサービスを受けられるものです。

申込者の要件

山口県内において、三世代での同居や近居を前提にします。住宅の新築や購入の他、増改築やリフォーム、引っ越しをする方が申し込めます。

2025年5月12日時点で三世帯同居や近居をしていなくても、これからする方や、すでにしている方も対象です。

「三世代」は、親子や子の祖父母を指しています。「子」の場合、ひとりは小学校修了前、妊娠中の方も含まれるのが条件です。

「祖父母」は祖父や祖母のいずれか一方の場合でも認められます。

近居の場合、親子と子の祖父母が住んでいる住まいについて同一小学校区内か、その間の直線距離2km以内です。

注意点

パスポート交付は無料で、有効期限は発行日から1年間です。有効期限内に、住まいの新築や購入の他、増築やリフォーム、引っ越しをしなくても再発行してもらえます。ただし、申込者本人のみ使用でき、貸与や譲渡はできないため注意してください。

参照：山口県 やまぐち三世代同居・近居パスポート「やまぐち三世代同居・近居パスポート」について（交付手続・サービスなど）

その他のリフォームに関する補助金

これまでお話ししてきた以外にもリフォームに関する補助金は、多数あります。

たとえば、スマートハウス普及促進補助金において、燃料電池コージェネレーションシステムの設置で補助金が出ています。

住宅省エネ2025キャンペーンでは、先進的窓リノベ2025事業以外にも複数事業が対象になっているのです。

子育てグリーン住宅支援事業：子育て世帯を対象に、ZEH基準の水準を上回る省エネ住宅の導入や既存住宅の省エネ改修への支援

給湯省エネ2025事業：高効率給湯器の導入支援

賃貸集合給湯省エネ2025事業：賃貸集合住宅を中心に小型の省エネ型給湯器の導入支援

みなし浄化槽やくみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換や設置：設置工事費の一部補助

このように多くの補助金が用意されています。外壁塗装やリフォームに直接活用できなくても、補助金を利用すれば他の問題の資金問題を解決できるかもしれません。浮いた分を、外壁塗装やリフォーム工事に回すこともできるため積極的に活用しましょう。

また、募集期日や予算も決まっているため、見逃さないよう、下関市の市役所ホームページを日常的にチェックしてみてください。

参照：下関市 熱損失防止（省エネ）改修工事を行った住宅に対する固定資産税の減額制度

オムラがサポート！下関市の補助金活用で賢くリフォームを実現するなら今がチャンス

下関市で外壁塗装やリフォームを検討している方は、各種補助金制度をうまく活用することで、自己負担を大きく減らすことができます。

外壁塗装単体に使える補助金は少ないものの、移住者支援や省エネリフォーム関連、さらには三世代同居など、幅広い補助メニューが用意されています。これらを上手に組み合わせることで、住まいの性能向上と家計への負担軽減が同時に叶うのが大きなメリットです。

株式会社オムラ（プロタイムズ下関店）では補助金の最新情報や申請手続きのサポート、リフォーム内容に合わせた最適なプラン提案を行っています。せっかくの補助金も条件や期間を逃してしまうと使えません。気になることがあれば、お早めにオムラへご相談ください。

問い合わせフォームやメールでのご相談はもちろん、電話やショールームでの直接相談も大歓迎です。補助金活用のノウハウを持つオムラが、下関市での賢いリフォームを全力でサポートいたします。