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下関でバルコニーが雨漏り?防水材3種比較と長持ち修理のコツ

下関でバルコニーが雨漏り?防水材3種比較と長持ち修理のコツ

下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている

株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)です!

外装劣化診断士の平井です!

  • 「バルコニーに水が染みている」
  • 「室内の天井にシミがある」

そのようなお悩みを、最近下関市内でもよく耳にするようになりました。ベランダやバルコニーは雨風を直接受ける場所でありながら、屋根ほど注目されにくいため、防水劣化に気づかずに放置してしまう方が多いのです。

しかし、放置するとバルコニーに水が溜まって雨漏りにつながります。雨漏りを予防する際に役立つのが防水材です。防水材とは、水の浸透を防ぐために使用される材料を指します。とはいえ、防水材の種類はさまざまです。

そこで今回のお役立ちブログでは、下関で多発しているバルコニーの雨漏りトラブルの浸水原因を見ながら、代表的な防水材3種類を比較していきます。

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実は多い!バルコニーからの雨漏り被害!

バルコニーやベランダは外に張り出している構造上、風雨を直に受けます。下関のように、海が近く風の強い地域では劣化スピードが速くなりがちです。浸水の原因としては、防水層のひび割れや膨れ、排水口(ドレン)の詰まりなどが挙げられます。

最初は「少し濡れているかな?」という程度でも、時間の経過とともに室内のクロスが剥がれたり天井にシミができたりします。最悪の場合、階下にまで水が漏れてしまい「気づいたら雨漏りの被害が広がっていた」というケースも少なくありません。

防水材3種を徹底比較!特徴・コスパの違いとは?

防水材3種を徹底比較!特徴・コスパの違いとは?

バルコニーで使用される防水材には、さまざまな種類があります。今回は中でも使用実績の多い3タイプをピックアップして見てみましょう。

1.アステックペイント「EC-5000PCM-IR」

2.シート防水材|防水性能が安定した定番工法

3.セメント系塗膜防水材|下地になじみやすくコストを抑えられる

選び方次第で、耐久年数やメンテナンスの頻度、施工コストに大きな差が生じます。防水材ごとに特徴をお話しします。

1.アステックペイント「EC-5000PCM-IR」|伸縮性と遮熱性を兼ね備えた高性能塗料

伸縮性に優れた防水塗料として注目されているのが、アステックペイントの「EC-5000PCM-IR」です。特徴は圧倒的な伸び率を誇ることで、建物の微細な動きや温度変化による収縮、外壁のひび割れにも柔軟に追従できます。塗膜の割れを防ぐことで、防水性能を長く維持することが可能です。

さらに、赤外線を反射する遮熱機能も備えており、夏場のバルコニー下の室温上昇を抑える効果も期待できます。室内の冷房効率が高まるため、省エネ効果を求める方にもおすすめです。

また、塩害や紫外線への耐性が高いため、海風の影響を受けやすい下関の沿岸地域でも高い防水性能を発揮します。ただし、高機能ゆえに施工には熟練の技術が求められるため、技術力の高い業者に頼まなくてはいけません。なお、費用は1㎡あたり3,000~7,000円前後が目安で、防水材の中では中~高価格帯に分類されます。

2.シート防水材|防水性能が安定した定番工法

シート防水材は、耐久性と安定性を兼ね備えた定番の防水工法です。塩ビ(PVC)やゴム(EPDM)などの専用シートを床面に接着または固定することで、雨水を遮断します。あらかじめ一定の厚みを持つシートが使用されているため、施工ムラが少なく仕上がりも均一になるでしょう。

中でも広い面積のバルコニーや共用廊下などに適しており、集合住宅やビルの防水工事にも数多く採用されています。また、下地の影響も受けにくいため、老朽化した建物にも比較的導入しやすいメリットもあるでしょう。

ただし、接合部(継ぎ目)の処理が甘かったり、シート自体が紫外線や風雨で劣化したりした場合には、浮きや剥がれから雨水の浸入リスクが高まります。施工後10年前後を目安に、点検や補修のスケジュールを組んだ方が良いでしょう。費用は1㎡あたり3,000〜8,000円です。

3.セメント系塗膜防水材|下地になじみやすくコストを抑えられる

セメント系塗膜防水材は、バルコニーの下地がコンクリートやモルタルである場合に適した防水材です。セメント系の粉体と液体樹脂を混ぜ合わせたもので、塗り重ねていくことで防水層を形成します。

塗膜タイプのため細部の施工がしやすく、段差や複雑な形状のバルコニーにも対応可能です。施工単価も比較的安価で、1㎡あたり3,000〜5,000円前後と、コスト重視のリフォームにも選ばれています。

ただし、アクリルやウレタン系と比べて柔軟性に劣るため、大きな振動や温度差によって生じる構造の動きには弱く、再びひび割れを起こすリスクがあります。ひび割れが進行している建物や、耐震性に不安がある築年数の古い住宅では、他の防水材との併用や下地補修を合わせて行うことが大事です。

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防水材の選び方は“環境と用途”で決まる!何を基準にすると良い?

防水材の選び方は“環境と用途”で決まる!何を基準にすると良い?

防水材選びの際は「長持ちするかどうか」だけでなく、「その家に合っているかどうか」という視点が重要です。たとえば、海風の影響を受けやすい下関沿岸部の場合、紫外線や塩害への耐性が求められます。

中でもアステックペイントの「EC-5000PCM-IR」は、強い日差しを反射する遮熱効果が期待できるため、塩害地域を中心に発揮してくれるでしょう。

一方、平坦で広いバルコニーの場合は、塩ビシートやゴムシートを敷設する「シート防水材」が効果を発揮します。厚みのある防水層を一体的に形成できるため、風雨にさらされる面積が広い箇所でも、耐久性を確保しやすいでしょう。ただし、細かい段差や複雑な形状のバルコニーには不向きです。接合部の処理が甘いと、屋内に浸水していくリスクが生じます。

また、傷みが限定的な場所には、「セメント系塗膜防水材」で部分補修をするとコストを抑えられるかもしれません。とくに、モルタルやコンクリートが露出している建物に対しては密着性が高くなる分、効果を発揮してくれます。

ただし、硬化後の伸縮性が低いため建物の動きに追従しにくい弱みを持ちます。そのため、大きな揺れが起こりやすい場所に建っていたり、家全体に負担がかかったりするような建物には向いていません。

バルコニーの修理は“防水+補修”が成功の鍵!

「防水材を塗ればすべて解決する」わけではありません。防水層の下にある下地が劣化していたり、サッシや外壁との取り合い部分から浸水していたりなど、複数の原因が絡み合って雨漏りを起こしているケースもあります。

中でも築10年以上が経過している住宅では、目に見えない下地の傷みが進んでいることも珍しくありません。この場合、防水材だけの塗り直しだと雨漏りの再発リスクが高まります。

また、バルコニーは生活空間として活用されることが多いため、鉢植えや物干し台の重みや歩行による振動などによって、絶えず負荷がかかります。防水層や下地の寿命に影響を与えるため、構造的な補強も含めた修理が必要になるかもしれません。

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長持ち修理を実現するには防水材の他に業者選びも大事!何を見ながら選ぶと良い?

長持ち修理を実現するには防水材の他に業者選びも大事!何を見ながら選ぶと良い?

「防水材の性能」だけではなく「きちんと診断できる業者を選ぶこと」も大事です。いくら高性能な防水材を使っても、劣化の根本原因を特定せずに施工してしまう業者だと、出来栄えが悪くなってしまい数年以内に再び雨漏りが起こるかもしれません。

ここでは、次の2つについてお話しします。

  • ・優良業者の見極め方
  • ・保証内容と施工体制もチェック

何に注意すれば良いか詳しく見てみましょう。

優良業者の見極め方

優良業者の条件として、第一に「詳細な現地調査を行ってくれること」が挙げられます。点検時に目視だけで済ませたり、見積もりが曖昧だったりする業者は避けた方が良いでしょう。

他に「調査報告書や劣化写真を提出してくれるか」「作業の進め方やその工法で進める理由を説明してくれるか」もチェックすることも大切です。

保証内容と施工体制もチェック

防水工事には保証制度がつくケースも珍しくありません。施工後にトラブルが起こった際に対応してくれる業者を選んでおくと安心です。

長期保証を設けている業者に依頼すれば、塗装後の手直し費用を抑えられるため、家計が助かるでしょう。

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株式会社オムラに今すぐ無料診断依頼を!―フォーム・メール・電話・ショールームでバルコニー雨漏りを一括解決

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株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)では、下関特有の塩害や強風を踏まえた現地調査を無料で実施し、EC-5000PCM-IR・シート防水・セメント系塗膜の3大防水材を住まいの環境とご予算に合わせて組み合わせ提案します。

赤外線サーモグラフィーで見えない浸水経路まで可視化し、下地補修の要否も含めた「再発ゼロ設計」の見積書を明朗提示。さらに施工後は最長10年保証と年次点検で長期サポートを行います。

「業者選びで失敗したくない」、「次こそ長持ちさせたい」という声に確実に応えます。まずは問い合わせフォームから写真を添えて送信、じっくり比較したい方はメールで資料請求、急ぎの雨水トラブルは電話で即時受付、実物サンプルを直接確認したい場合はショールーム来店がおすすめです。

株式会社オムラが、バルコニー防水と構造補強をワンストップで行い、快適な住まいを長く守ります。

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