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屋根塗装はいくら?見積もり例から分かる適正価格

屋根塗装はいくら?見積もり例から分かる適正価格

下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている

株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)です!

外装劣化診断士の大村です!

外壁塗装とあわせて検討されることの多い屋根塗装ですが、「屋根だけでいくらかかるのか」という疑問を抱く方は少なくありません。

屋根は外壁以上に紫外線や雨風の影響を直接受ける過酷な環境にありながら、地上からは劣化状況が見えにくいため、提示された見積金額の正当性を判断しにくいという側面があります。

今回のお役立ちコラムでは、山口県で屋根のメンテナンスを検討されている方へ向けて、具体的な見積もり例を紐解きながら、適正価格の相場感と注意すべきポイントを解説します。

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【ケーススタディ】一般的な住宅の屋根塗装見積もり例

【ケーススタディ】一般的な住宅の屋根塗装見積もり例

まずは、延床面積30坪(屋根面積約80㎡前後)程度の一般的な住宅を想定した、標準的な見積もりの内訳例を見てみましょう。ここでは、山口県で選ばれることの多い「遮熱シリコン塗料」を使用したプランを想定しています。

項目 単価相場 合計目安(80㎡の場合) 備考
仮設足場工 800〜1,100円/㎡ 150,000〜200,000円 飛散防止ネット含む
高圧洗浄 200〜300円/㎡ 16,000〜24,000円 苔や汚れの徹底除去
下地調整

(ケレン・補修)

一式 30,000〜60,000円 ひび割れやサビの処置
屋根塗装

(3回塗り)

2,200〜3,500円/㎡ 176,000〜280,000円 下塗り・中塗り・上塗り
縁切り

(タスペーサー)

400〜600円/㎡ 32,000〜48,000円 雨漏り防止の重要工程
合計目安 約40~60万円 諸経費別

 

この金額の幅は、使用する塗料のグレードや屋根の劣化状態によって変動しますが、これがおおよその「適正価格の物差し」となります。

たとえば、屋根材が「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれるスレート材の場合です。経年劣化による撥水性の低下が進んでいると、下塗りの吸い込みが激しくなり、塗料の使用量が増えることで価格が変動することもあります。

また、見積書には記載されにくい「棟板金(むねばんきん)」の交換や、釘の打ち直しといった板金補修が含まれているかも注目すべき点です。屋根の頂上にある鉄板部分は、強風の影響を受けやすく、塗装だけでは防げない不具合が潜んでいることが多いため、こうした付随する小工事の有無が、最終的な見積額の妥当性を左右します。

山口県ならではの「金額を左右する要因」

山口県ならではの「金額を左右する要因」

同じ広さの家でも、見積金額が上下する理由があります。とくに山口県において注目すべきは、屋根の「勾配(角度)」と「立地環境」です。急勾配の屋根の場合、職人の安全を確保するために通常の足場に加えて「屋根足場」が必要になることがあり、その分費用が加算されます。

たとえば、盆地エリアに多い伝統的な和瓦から軽量屋根へ吹き替えた住宅や、意匠性の高い洋風建築などは、この勾配による影響を受けやすい傾向にあります。また、日本海側の強い風が当たるエリアでは、飛散防止のための養生をより強固におこなう必要があり、現場管理費にその労力が反映されることもあるのです。

さらに、山口県特有の気候として、冬季の積雪や凍結の影響も見逃せません。雪止め金具のサビが屋根材に広がる「もらいサビ」や、凍結と融解を繰り返すことで生じる「凍害」の補修が必要な場合、その修繕費が内訳に具体的に記されているかを注視しましょう。

こうした地域密着の視点を持った診断をおこなっているかどうかが、見積書の信頼度を決定づけます。

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屋根の「延命」を左右する見積書の行間

屋根塗装の見積もりで、金額以上にチェックすべきは「縁切り」という工程の有無です。スレート屋根を塗装する場合、塗料で屋根材の隙間が埋まってしまうと、雨水の逃げ場がなくなり雨漏りを引き起こす原因となります。

内訳に「タスペーサー挿入」や「縁切り作業」が具体的に計上されているか。こうした、目立たず手間のかかる作業を、一行の重みを持って記載しているかどうかに業者の誠実さが現れます。

安さだけを優先してこの工程を省くような内訳は、将来的なお住まいの寿命を縮めるリスクを孕んでいると言わざるを得ません。シーリングの打ち替えと同様に、完成後には見えなくなる部分にこそ、プロとしての品質管理の差が出るのです。

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塗料選びに宿る「10年後の安心」

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屋根は外壁よりも早く色あせや劣化が進みます。山口県の瀬戸内側のように日照時間が長い地域では、屋根表面の温度は夏場に80度近くまで上昇することもあるのです。見積書の単価が相場より少し高く見えても、それがフッ素塗料や高反射塗料によるものであれば次の塗り替えまでの期間を延ばすことができ、トータルコストを抑えることにつながります。

とくに、湿気がこもりやすい北側の屋根面に苔や藻がびっしりと生えているケースでは、洗浄後のバイオ洗浄剤の使用が検討されているかを確認してください。根深い菌を根絶させるための薬剤費用が適切に計上されている業者は、お住まいの美観を長く保つための根拠ある提案をおこなっている証拠です。

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比較の決め手となる「付帯部」の診断レベル

最後に確認していただきたいのは、屋根本体以外の「付帯部分」に関する内訳の細かさです。屋根塗装の見積もりには、雨樋(あまどい)や破風(はふ)、あるいは軒天(のきてん)といった周辺箇所の処置が含まれているでしょうか。

山口県の激しい雨風に晒される環境では、屋根だけを保護しても、周辺の付帯部が劣化したままだと雨水が回り込むかもしれません。せっかくの屋根塗装の効果を半減させてしまう恐れがあるのです。

内訳をチェックする際は、これらの箇所が「付帯工事一式」として一括りにされていないか、それぞれの材質(塩ビ、木製、金属など)に合わせた下地処理や専用塗料が選定されているかを確認してください。

屋根と周囲の建材を一つのシステムとして捉え、総合的な耐久性を高めるプランが提示されているか。その解像度の高さこそが、山口県での大切なお住まいを10年先まで守り抜くための、最も確かな指標となります。

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FAQ|屋根塗装はいくら?見積もり例から分かる適正価格についてよくある質問

FAQ|屋根塗装はいくら?見積もり例から分かる適正価格についてよくある質問

屋根塗装は外壁以上に「見えない場所の工事」になりやすく、見積書の読み方ひとつで判断が大きく変わります。特に、足場・縁切り・下地調整・板金補修などは、金額だけ見ていると抜け落ちやすいポイントです。

ここでは「屋根塗装はいくら?適正価格」というテーマで、よくある疑問を3つに絞って結論ファーストで整理します。

Q.屋根塗装の適正価格は、結局いくらが目安ですか?

A.30坪前後(屋根約80㎡)のスレート屋根を前提にすると、屋根塗装単体で約40〜60万円が一つの目安です。

内訳は

①足場(飛散防止ネット含む)

②高圧洗浄

③下地調整(ケレン・補修)

④3回塗り

⑤縁切り

の5つで、これが揃って初めて“適正価格”と言えます。逆に60万円超でも、急勾配で屋根足場が必要、棟板金の交換・釘打ち直しが含まれる等、根拠が診断写真と内訳で説明できれば妥当です。

諸経費の中身や屋根面積の算出根拠も確認するとブレません。

Q.見積書で「絶対に抜けてはいけない項目」は何ですか?

A.必須級は、スレート屋根なら縁切り(タスペーサー等)が数量付きで計上されていることです。

これが無いと塗膜で隙間が塞がり、雨水の逃げ道がなくなって雨漏りや野地板腐食の原因になり得ます。

あわせて、3回塗りが「下塗り・中塗り・上塗り」で別行になり、下塗り材のメーカー名+製品名まで書かれているか確認してください。

下塗り回数条件や、棟板金の釘浮き固定・シーリングが別途扱いになっていないかまで見ると失敗が減ります。山口県の塩害・凍害を想定した説明があるかも要点です。

Q.安すぎる見積もりは、どこが削られていることが多いですか?

A.安すぎる見積で削られやすいのは、

①下地調整の簡略化(ケレン不足、補修を省く)

②縁切り省略

③塗布量不足(缶数を減らし希釈で伸ばす)

④板金補修未計上(棟板金の釘浮き・交換など)

です。

危険サインは、㎡単価が極端に低い、下塗り材の記載がない、タスペーサーの単価/数量が無い、補修が“補修一式”だけ、診断写真と突合できない、のように“根拠が追えない”状態。工程写真や空缶提出の有無も聞くと抑止になります。

「縁切りは何枚?」「棟板金は釘を打ち直す?」と内訳を質問に変えるのが有効です。

Q.屋根塗装だけでも足場は必要ですか?外壁と同時だと安い?

A.外壁と同時施工なら足場を共用できるため、屋根単独よりコストは下がりやすいです。

ただ屋根だけでも、転落防止と近隣への飛散防止のため足場は基本必要で、山口県のように風が強い日がある地域ほどネット・養生が重要になります。

さらに急勾配や滑りやすい屋根は、屋根足場・親綱・昇降設備など追加安全対策が入り、ここで見積差が出ます。「足場㎡と単価」「ネット」「屋根足場の有無」「養生・清掃」が別行かを確認し、足場0円の代わりに上乗せや省略がないかまで見てください。

Q.遮熱塗料を選べば間違いないですか?塗料選びの基準は?

A.遮熱塗料は有効な選択肢ですが万能ではありません。

日射が強い面は遮熱のメリットが出やすい一方、北面は苔・藻対策(防カビ性、必要ならバイオ洗浄)の方が効きます。

比較は呼び名ではなく、メーカー名+製品名、期待耐用年数、適合する下塗り材、塗布量の根拠(缶数)、保証範囲までセットで行ってください。

フッ素等で塗替え周期を延ばす狙いは合理的ですが、下地劣化や棟板金の不具合が大きい場合は、塗料のグレードより補修の優先度が上です。「何年持たせたいか」を先に決めると仕様と金額がブレません。

オムラで適正価格を見極める|屋根塗装の見積もり不安を“比較できる判断軸”に変えよう

オムラで適正価格を見極める|屋根塗装の見積もり不安を“比較できる判断軸”に変えよう

屋根塗装の価格は、単に「㎡単価×面積」で決まるわけではありません。足場の条件、屋根勾配、劣化の進み具合、立地(塩害・強風・凍害)によって、必要な工程と安全対策が変わるからです。だからこそ、適正価格の判断は「総額の安い高い」ではなく、見積もり例に出てくる主要工程が揃っているかで行うのが確実です。

具体的には、

  • 足場(飛散防止ネット含む)
  • 高圧洗浄
  • 下地調整(補修・ケレン)
  • 3回塗り
  • 縁切り(タスペーサー)
  • 棟板金など付帯部の処置

上記が、内訳として説明できる形になっているかが分かれ道になります。迷ったときは、内訳の一行をそのまま質問に変えて「この工程はどこを、どう処置する前提ですか?」と聞ける状態にしておくと、判断が一気にラクになります。

株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)では、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店で、見積書の読み解きと比較の軸づくりを一緒に整理できます。オムラを活用して、金額に振り回されず、屋根を10年先まで守るための“納得できる見積もり”に整えていきましょう。

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執筆者/監修者

大村龍雄の写真

 代表取締役会長

大村龍雄

職人歴:20年
資格一覧:
二級建築士、一級塗装技能士、建築仕上診断士、一級防水施工技能士、外装劣化診断士、防犯環境診断士、耐震技術認定士、二級土木施工管理技士、有機溶剤作業主任者、安全衛生責任者

二級建築士、一級塗装技能士、外装劣化診断士など数多くの資格を持ち、塗装職人経験は20年。
日々、外壁塗装の現地調査やご提案やお家の水回りのリフォームのご相談に対応しております。
塗装・リフォーム工事は工事完了後からがお客様との本当のお付き合いの始まりです。
10年後20年後にもお客様に喜んでいただく為にアフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けていきます。

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