初めての外壁塗装でも安心!メンテナンス時期の見極めポイント
2024年09月11日(水)
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の平井です!
最適な外壁塗装のメンテナンス時期はいつか?不明瞭でなかなかわからない方も多いかもしれません。外壁塗装は建物の美観、耐久性の維持に重要な役割を持っています。ただ、初めての外壁塗装だと適切なタイミングはわかりにくい部分です。
メンテナンス時期は、塗料の耐用年数、劣化症状の他、季節も関係します。その点を適切に理解し、外壁塗装をすることで住まいを守れるのです。また、効率的に施工できてコストを抑えられます。
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装の最適なメンテナンス時期についてお話しします。
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外壁塗装の最適なタイミングとは?
外壁塗装の目的は、美観と耐久性の維持です。ただし、半永久的な効果は維持できません。塗料ごとに期待できる耐用年数があるからです。また、住まいのあるエリアの環境が悪ければ、通常の耐用年数と比較して短くもなるのです。
塗料が経年劣化すれば、複数の劣化サインが出てきます。他に、施工に適した季節も無視できません。つまり、最適な外壁塗装のメンテナンス時期を見極めるには、複数の情報を把握したうえでの判断が求められるのです。以下、その適切な時期が判断できる基礎知識をお話しします。
外壁塗装の寿命は塗料で決まる?
まず、塗料に着目してお話しします。外壁塗装の塗料は複数種類あり、それぞれ耐用年数が異なるのです。つまり塗料ごとにメンテナンス時期が変わります。塗料ごとの耐用年数を把握して施工計画を立てないと、早すぎたり遅すぎたりするのです。
塗料の種類と耐用年数は大きく変わる
以下は外壁塗装で一般的に採用される塗料と期待できる耐用年数です。
アクリル | 約3~5年 |
ウレタン | 約5~7年 |
シリコン | 約7~10年 |
ピュアアクリル | 約15年~ |
フッ素 | 約15年~ |
無機 | 約15年~ |
グレードが一番低いのはアクリルで、3年〜5年程度しか保ちません。グレードの高い無機塗料と比較すると、5倍もの差があります。アクリルやウレタンは高いコストパフォーマンスがメリットです。一般的に採用されることが多いのはシリコンで、価格と機能性のバランスはプロの面から見ても高い評価を受けています。
ただ、同じ塗料でも製品で品質が変わります。大きな分類ではシリコンやフッ素でも、含まれているシリコンとフッ素の量が多いと耐久性や耐用年数は上がるのです。また、グレードが上がれば、費用も比例して高額になります。
外壁の劣化状態や下地処理で仕上がりが変わる
外壁塗装をする際、外壁の劣化状態や下地処理でも耐用年数は変わります。たとえばシールを考えてみてください。貼る場所が凸凹していたら、貼ったとしてもすぐにはがれてしまいます。表面にゴミや砂ぼこりなどが付着していたら、シールの粘着力は弱まるでしょう。塗料も同じです。
外壁塗装は塗料を塗る前の下準備として、ケレンという下地処理や高圧洗浄で外壁をキレイにします。ヤスリも使って凸凹した場所を平らに、滑らかにするのです。下地作業の質の違いが、施工品質を左右するほど重要な作業といえます。また、外壁塗装に限らず屋根塗装でも同様の下地処理を施工します。
外壁の劣化を見逃すな!サイン見極めポイント
最適なメンテナンス時期を見極める方法として、劣化症状はわかりやすいです。劣化していることがわかる明確なサインは、目で見て確認できます。日頃から意識していると、どんな劣化が発生しているのかもわかってくるのです。あくまで軽症か逆に深刻な状態かもわかってきます。
ひび(クラック)
外壁のひび割れは専門用語で「クラック」とも呼ばれています。ひびの深刻度は、幅と深さで把握可能です。外壁塗装部分だけのヒビか、外壁まで劣化しているのか見極めるヒントになります。
一般的に幅0.3ミリ以下のひびはヘアークラックと呼ばれ、そこまで重度の劣化ではありません。ただし、放置すると塗料がはがれます。幅が0.3ミリを超えると注意が必要です。幅が0.3ミリ〜1ミリ、深さ4ミリ〜5ミリだと、雨漏りリスクが高くなります。
幅が1ミリを超えて、段差が出きているなら、早めに外壁塗装専門業者へ相談してください。内部まで破損している可能性が高いからです。とくに3ミリを超えていたら、雨漏りがすでにはじまっているかもしれません。耐震性も弱くなっているため緊急性は高いのです。
チョーキング現象は劣化初期症状
外壁に触れると指にチョークのような白い粉が付着するのはチョーク現象です。
塗料の中には着色のための顔料が含まれています。紫外線や風雨の影響を受けていると、顔料も劣化するのです。その際、分離してチョークのような粉となって表に出てきます。
チョーキング現象は劣化の初期症状で、よく見られる現象です。ただ「放置すると深刻な問題が出てくるよ」と教えてくれる劣化サインといえます。チョーキング現象が出たら「まだ大丈夫」ではなく、外壁塗装専門業者への相談を検討してください。
コケやカビや藻
コケやカビや藻は、外壁の美観を損なう汚れの一つです。日本は湿度が高い湿度環境となっています。
また、近くに池や川などの水辺があると、周辺の湿度も高くなるのです。森や林などからも、コケやカビや藻が飛んできます。壁表面に付着すると繁殖するため注意が必要です。
とくにカビの場合は、窓を開けた際に侵入する可能性もあるため、早めの対処が求められます。シックハウス症候群やアレルギーの原因になりかねません。子どもや高齢者と一緒に住んでいる方はとくに注意してください。
台風や地震後に穴や凹みをチェック!
穴や凹みは地震や台風後にできることがあります。地震のエネルギーで建物が揺れると、外壁へのダメージも大きくなるものです。さらに台風で固いものが飛ばされてくる場合もあります。外壁にぶつかると、穴や凹みが発生するのも仕方ないでしょう。
雨水だけではなく、ネズミやシロアリの侵入口になってしまうため、早めに外壁塗装専門業者へ相談してください。
はがれや気泡のような浮きがあるなら注意
外壁塗装の表面がはがれていたり、浮きが発生したりしているなら早急に外壁塗装専門業者に依頼したほうがいいでしょう。表面の塗装がはがれているだけで終わりではなく、内部で問題が発生している可能性もあります。
春と秋は施工しやすい!気候の影響も大きい
外壁塗装は基本的に1年中できます。梅雨や雪でも注意深く施工すればできないことはありません。それでも春や秋は外壁塗装に適した季節といえます。
外壁塗装では塗料の硬化や乾燥が必要です。「気温15〜30℃、湿度75%以下」を目安にします。雨や雪が降ってもできるとはいいましたが、リスクが多く現実的とはいえません。手間がかかるだけではなく、塗っても乾きにくい、塗料が雨や雪で流れるからです。
住まい環境の気候条件も関係しますが、やはり春や秋が適しているといえます。湿度が低いですし、塗料も乾きやすいためです。ただし、雨が続き黄砂も飛来する時期に当たります。繁忙期で、レベルの高い外壁塗装専門業者のスケジュール調整がむずかしいのもデメリットです。
また、秋も湿度が低く塗料も乾きやすく、スムーズに施工可能です。ただ、デメリットは台風の季節と、春と同様の問題が発生します。
雨の日にできる作業
雨の日でも作業自体、できないことはありません。足場や資材を搬入する作業です。ただし、足場を組むのも高所作業になるため安全性の確保の面で問題があります。
「早く終わらせて欲しい」と急かせると大きな事故につながりかねません。品質の問題もありますが、天候も施工を遅らせる原因になるのです。
最適な外壁塗装のメンテナンス時期を知りたいならオムラにご相談ください
下関の外壁塗装は株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)にご相談ください。最適なメンテナンス時期を踏まえた、施工計画を提案させていただきます。
外装劣化診断士という専門資格者が、外壁の状態を適切にチェック可能です。ビデオカメラも使って見えない部分まで撮影し、記録もしっかりと取ります。職人による徹底管理と丁寧な施工、大手塗料メーカーアステックペイント運営のプロタイムズ加盟店ですから、オムラ独自の保証とのW保証も提案可能です。
オムラへのご相談はホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やメールの他、ショールームでのご相談も受け付けております。
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