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プロが教える塗料の種類と選び方!基礎知識と各塗料の違いとは?
2024年10月01日(火)
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の平井です!
外壁塗装では塗料の特徴と選び方の基礎知識が求められます。外壁塗装が初めてだと、外壁塗装専門業者との打ち合わせも困難です。たとえば担当者に「こちらはフッ素でアクリルよりグレードが高いです」と提案されたとします。
生まれて初めてフッ素やアクリルという言葉を聞けば、わからないことばかりです。また、各塗料には特徴もあります。「こちらは耐用年数が高いです」といわれても「耐用年数?」とわからない方もいるでしょう。
外壁塗装の塗料は専門用語も多数あります。メリットもあればデメリットもあるのです。基礎知識を知らないと、悪質業者に相場より高い請求をされる危険性さえあります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、塗料の基本知識である各塗料の特徴や選び方をお話しします。塗料選びで失敗せず、担当者との打ち合わせもスムーズになるのです。
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塗料選びで直面する問題とは?
塗料選びはまったく縁がなかった方にとってはわからないことばかりです。塗料と一概にいっても、アクリルやシリコンやフッ素など多々あります。耐久年数や耐用年数という言葉も、初めて聞いた方ならわからない専門用語です。
また、外壁塗装は1万円程度で手軽にできるような施工ではありません。塗料や外壁の面積次第では100万以上になるような大規模リフォームです。ある程度、基本知識は頭の中に入っていても、今度はグレードの高さと費用、どちらを優先させるかで悩むことになります。
グレードが高いと費用も高く低いと安いが機能性は不足する
塗料選びで悩ましいのは予算と性能のバランスです。誠実な外壁塗装専門業者なら、わかりやすく説明してくれるでしょう。
選び方を考える際に、大前提として覚えておきたい知識があります。「グレードが高いと価格も高い」「グレードが低いと安いが機能性は不足する」というものです。
ここでいうグレードは耐用年数や耐久年数を考えてください。また、遮熱や防汚など特殊な機能を備えている塗料もグレードは高くなります。一般的な耐用年数は以下のとおりです。
塗料 | 耐用年数 |
アクリル | …約3~5年 |
ウレタン | …約5~7年 |
シリコン | …約7~10年 |
ピュアアクリル | …約15年~ |
フッ素 | …約15年~ |
無機 | …約15年~ |
アクリルとフッ素や無機塗料を、比較してみてください。約3倍もの差があるとわかります。これだけの差があるわけですから、費用にも差が出てくるのです。
アクリルは一番安価で、フッ素や無機のような耐用年数が長く、グレードの高いものは費用も高くなります。アクリルと比較すると無機塗料だと、10倍の差がつくこともあるのです。
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耐久年数や耐用年数とは?
外壁塗装の塗料選びで、どの外壁塗装専門業者からでも出てくる言葉が「耐久年数や耐用年数」です。基本的にどちらも同じ意味で考えて問題ありません。
意味は「外壁に塗装した際、雨風や紫外線から建物を守れる期間」です。つまり塗料の寿命を意味しています。外壁塗装をする理由は、カラーリングやデザイン性もありますが、住まいを守るためです。
外壁塗装は塗料を塗ることで、保護層である塗膜を形成します。塗膜は外壁にダメージを与える紫外線や風雨やホコリなどを、シャットアウトする保護膜です。外壁の代わりにダメージを受け続けるわけですから、徐々に耐久性は失われます。限界が訪れると、はがれてしまうのです。
塗膜を失った外壁は、日常的にダメージを受け続けることになります。その結果、外壁に幅が3ミリ以上のヒビ割れのような深刻な劣化が発生するのです。幅が3ミリ以上のひび割れだと深さもあります。内部の防水シートも劣化している可能性が高くなるのです。雨漏りの発生だけではなく、ネズミやシロアリのようなやっかいものの侵入口になります。
そのため最後に塗装した各塗料が耐用年数を迎えたら、外壁塗装をしたほうがいいのです。新しい塗膜を形成することで外壁を守れます。つまり大切な住まいを守れるのです。
各塗料の特徴
それでは一般的によく 使われている各塗料の特徴から見る違いについてお話しします。以下は外壁塗装で採用される代表的な塗料です。
アクリル |
|
ウレタン |
|
シリコン |
|
フッ素 |
|
無機 |
|
このように、各塗料で特徴も価格も異なります。アクリルは一般的に安価で耐久性も低いですが、ピュアアクリルという超防水性塗料も登場しています。ピュアアクリルは遮熱塗料のシェアNO1の大手塗料メーカー、アステックペイント独自開発の塗料です。アステックペイントは、遮熱料や防汚塗料など多数の塗料を開発・販売しています。
一般的なアクリルと異なるのは、無機やフッ素塗料にも負けない15年以上の高耐候性です。塗料が劣化する要因である紫外線にも強く、遮熱性も備えています。防水性も非常に高いのも強みです。成分として採用されているピュアアクリル樹脂は、飛行機の窓や水族館の水槽にも使われています。
費用が安ければいい?耐久性が低ければ外壁塗装のサイクルが短くなる
単純に費用だけで選ぶと失敗する可能性があるのです。費用だけで選ぶなら、アクリルもいいかもしれません。ただし、すぐに外壁塗装をするのが前提の場合です。
アクリル塗装はカラーバリエーションが豊富なため、デザイン性を重視する方には適しています。また、すぐに転居するつもりなら、アクリルも選択肢に入れても問題ないでしょう。
ただ、長期的に住むなら考えものです。外壁塗装は100万円以上かかります。外壁塗装は、職人の高所作業における安全性を確保するために足場が必要です。外壁塗装をしてもすぐにはがれないよう、ケレンという下地補修や汚れを除去する高圧洗浄もします。そのような施工費も必要です。
アクリルは安いですが、5年経過してまた外壁塗装だと、施工費まで払える資金力が求められます。工場地帯や幹線道路で交通量が多く、外壁へのダメージが特別に大きくなる場所ならどうでしょう。ひんぱんに外壁塗装が必要です。シリコンは期待できる耐久年数が10年と考えられています。10年に一度、15年に一度なら、外壁塗装のための貯蓄は現実的です。その点も踏まえ、塗料は慎重に選びましょう。
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オムラはライフプランに合わせた塗料を提案します
下関の外壁塗装なら株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)にお任せください。2001年秋には、アステックペイント住宅部門加盟店施工実績、下関第1位を獲得しています。
外壁塗装は外壁の状況や外壁材に合わせた施工ができる、専門知識や技術力が必要です。オムラでは外装劣化診断士や、国家資格である1級塗装技能士が在籍しています。そのため、ライフプランに任せた塗料を提案できるのです。
永く住まいを守りたいなら、フッ素や無機塗料、美観を中心に考えるなら低汚染性の塗料も提案できます。バランスを考えるならシリコン塗料はいかがでしょうか。
オムラへのご相談はホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やメールの他、ショールームでも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
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