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「今日もこの壁が好き!」そんな声が生まれた下関市の幼稚園デザイン塗装
2025年12月01日(月)

下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の平井です!
子どもたちが毎日通う幼稚園の外壁は、ただ雨風を防ぐためのものではありません。朝、登園してきたときに最初に目に入る景色であり、帰るときに「また明日ね」と見送ってくれる存在でもあります。
外装劣化診断士として下関市でたくさんの建物を見てきましたが、幼稚園ほど外壁の印象がそのまま“気持ち”につながる場所は少ないと感じています。
今回のデザイン塗装では、工事が終わったあとに子どもたちから「今日もこの壁が好き」と声をかけてもらいました。
その一言を聞いたとき、この仕事をしてきて本当によかったなと、素直に思いました。
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幼稚園の外壁塗装というと、「古くなったから塗り替える」「汚れてきたからきれいにする」という理由が多いと思います。それ自体は間違いではありませんし、建物を守るうえでとても大切なことです。
ただ、下関市でいくつもの園舎を見てきた中で、それだけでは足りないと感じる場面が増えてきました。子どもたちが毎日過ごす場所だからこそ、外壁にも“意味”や“やさしさ”が必要なのではないか。
そんな思いから、今回の園舎ではデザイン塗装という選択に至りました。
幼稚園は“生活の場”であり、子どもの感性が育つ空間
幼稚園は教育の場である前に、子どもたちにとっては毎日の生活の場です。教室の中だけでなく、園庭や玄関、そして外壁も含めて、全部が子どもたちの世界になります。
色や形に対する感じ方は、大人が思っている以上に子どもは敏感で、「なんとなく好き」「なんとなく落ち着く」という感覚を自然に覚えていきます。実際に現場でも、外壁の絵を指さしながら名前をつけていたり、「この動物がいるから幼稚園がわかる」と話してくれたりする姿を何度も見てきました。
外壁は、子どもたちの記憶や感性にそっと残る大切な存在だと感じています。
従来の外壁塗装では解決できなかった園舎の課題
これまでの外壁塗装は、どうしても「きれいに戻す」ことが目的になりがちでした。色あせた部分を塗り直し、ひび割れを補修して、見た目を整える。それはもちろん必要な工事です。
ただ、それだけだと「新しくなったけれど、印象は前とあまり変わらない」と感じてしまうこともあります。特に幼稚園の場合、建物が持つ雰囲気や空気感がそのまま園の印象につながります。今回は、ただ塗り替えるのではなく、園らしさや子どもたちの目線を大切にしたデザインを取り入れることで、外壁そのものが園の想いを伝える存在になるよう意識しました。
下関市という地域性がデザインに求めた役割
下関市は、海や自然が身近で、地域とのつながりを大切にする土地柄です。幼稚園の園舎も、園の中だけで完結するものではなく、周辺を歩く人や車からもよく見える存在になります。
だからこそ、外壁には園児だけでなく、地域の方にもやさしく感じてもらえる雰囲気が求められていました。実際に工事後、「前を通ると明るい気持ちになる」「子どもたちが楽しそうでいいね」と声をかけてもらうこともありました。
デザイン塗装は、園のためだけでなく、地域の風景の一部としての役割も果たしていると感じています。
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下関市T幼稚園のご相談を受けたとき、最初に感じたのは「建物自体はしっかりしているのに、印象だけが少し寂しいな」ということでした。劣化診断の立場としては、防水性や下地の状態を見るのは当然ですが、それと同時に「この園舎を毎日見ている子どもたちは、どんな気持ちになるだろう」と考えるようにしています。
今回のデザイン塗装は、単なる修繕工事ではなく、園舎が持つ空気を変えるための取り組みでした。
施工前の園舎が抱えていた外観・印象面の課題
施工前の園舎は、色あせや汚れが目立つほどではありませんでしたが、全体的に無難で、どこか表情が乏しい印象でした。遠くから見ると幼稚園なのか他の施設なのか分かりにくく、初めて来る方には少し近寄りがたい雰囲気もあったと思います。
子どもたちは元気いっぱいなのに、建物がその明るさを受け止めきれていない、そんなちぐはぐさを感じていました。
外壁としての機能面は保たれていても、園舎としての「らしさ」が十分に伝わっていないことが、大きな課題だったように思います。
子ども目線を起点にしたデザインコンセプト設計
デザインを考える際に一番大切にしたのは、「大人がどう見せたいか」ではなく、「子どもがどう感じるか」でした。
難しいテーマや凝った表現よりも、毎日見ても飽きないこと、見ただけで気持ちが明るくなることを優先しました。色の組み合わせやモチーフについても、園の先生方と話し合いながら、子どもたちが自然に親しめるものを選んでいきました。
実際の打ち合わせでは、「朝ここを見ると元気が出るかな」「雨の日でもちょっと楽しくなるかな」と、生活の場としての視点を何度も確認しながら進めています。
安全性・耐久性を両立させたデザイン塗装の施工の流れ
幼稚園の工事で何よりも大切なのは、安全面への配慮です。見た目がどんなに良くても、安心して過ごせなければ意味がありません。
使用する塗料は、においが少なく、乾燥後も安全性の高いものを選び、施工中の動線や作業時間にも細心の注意を払いました。
また、デザイン部分だけでなく、下地補修や防水性の確保といった基本的な工程もしっかり行っています。デザイン塗装は特別な工事に見えますが、土台となる施工の丁寧さがあってこそ、長く安心して使える外壁になると考えています。
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工事が終わってから、私がいちばん大事にして見ていたのは、仕上がりの出来栄えよりも、園に通う人たちの反応でした。
塗装工事というと、どうしても「終わったら終わり」になりがちですが、幼稚園の場合はそこからが本当のスタートだと感じています。
今回のデザイン塗装では、少しずつ、でも確実に空気が変わっていくのが分かりました。
登園時の表情が変わった園児たちの反応
完成後しばらくして園を訪れたとき、登園してくる子どもたちの様子が以前と明らかに違っていました。外壁の前で立ち止まって見上げたり、友だち同士で指をさしながら話したり、自然と会話が生まれていたのです。
ある日、「今日もこの壁が好き」とぽつりと言ってくれた子がいて、その一言が今でも忘れられません。外壁が子どもたちにとって、ただの背景ではなく、気持ちが向く存在になっていることを実感しました。
保護者・地域から寄せられた声と評価
保護者の方からは、「朝の登園が楽しそうになった」「家に帰ってから外壁の話をしてくれるようになった」といった声をいただきました。以前よりも園の雰囲気が伝わりやすくなったことで、初めて訪れる方にも安心感を持ってもらえたようです。
また、地域の方からも「前を通ると明るい気持ちになる」「幼稚園らしくていいね」と声をかけていただくことがありました。園舎の外壁が、地域との距離を少し近づける役割を果たしているように感じています。
園のブランディング・イメージ向上という副次効果
今回のデザイン塗装は、結果として園のイメージづくりにも良い影響を与えました。写真を見ただけで「あの幼稚園だ」と分かるようになり、園の個性がはっきりと外に伝わるようになったと思います。
特別に宣伝をしなくても、外壁そのものが園の考え方や雰囲気を語ってくれる、そんな状態になったことは大きな副次効果でした。建物を大きく変えなくても、外壁の表情ひとつで印象はここまで変わるのだと、改めて感じています。
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FAQ|下関市の幼稚園デザイン塗装でよくある質問

幼稚園のデザイン塗装についてご相談を受ける中で、よく聞かれる質問があります。現場で実際にお話ししてきた内容をもとに、分かりやすくお答えします。
Q. 幼稚園のデザイン塗装は、通常の外壁塗装と何が違うのですか?
いちばんの違いは、「見た目をきれいにする」だけで終わらせない点です。通常の外壁塗装は、色あせや劣化をリセットすることが主な目的になります。
一方、デザイン塗装は、園の想いや子どもたちの目線を取り入れながら、外壁そのものに意味や物語を持たせていきます。
もちろん、防水性や耐久性といった基本性能はきちんと確保したうえで進めますので、見た目と機能の両立が大きな特徴です。
Q. 子どもが触れても安全な塗料を使用できますか?
はい、使用できます。幼稚園の塗装では、においが少なく、乾燥後も安全性の高い塗料を選ぶことが基本になります。
子どもが近くを通ったり、万が一触れたりしても問題がないよう、塗料の種類や施工方法には細心の注意を払っています。安全面については、必ず事前に説明し、納得いただいたうえで進めています。
Q. 行政施設・認可幼稚園でもデザイン塗装は可能ですか?
可能です。ただし、施設の区分や運営形態によって、色やデザインに一定のルールがある場合もあります。そのため、最初の段階で条件を確認しながら進めることが大切です。
実際には、ルールの範囲内でも工夫できることは多く、落ち着いたデザインから親しみやすい表現まで、園に合った提案ができます。
Q. デザイン塗装はどれくらいの耐久性がありますか?
基本的な耐久性は、使用する塗料や下地の状態によって決まります。デザイン部分だけが特別に劣化しやすいということはなく、通常の外壁塗装と同じように考えていただいて問題ありません。下地処理や仕上げを丁寧に行うことで、長く安心して使える外壁になります。
Q. どの段階から相談すればよいですか?
「そろそろ塗り替え時期かな」と感じた段階で大丈夫です。デザイン塗装にするかどうか決まっていなくても、まずは園舎の状態を見て、話をするところから始められます。早めに相談していただくことで、選択肢も広がり、無理のない計画が立てやすくなります。
園舎は「思い出の風景」になる|株式会社オムラが大切にしていること

幼稚園の園舎は、卒園して何年たっても、ふとした瞬間に思い出す「記憶の風景」になります。外装劣化診断士として現場に立つ私は、塗装工事を“きれいに仕上げる作業”で終わらせたくありません。
子どもたちが毎日見上げ、先生や保護者が見守り、地域の方が行き交う中で、園舎がやさしく語りかける存在になること。それが私たちの目指すデザイン塗装です。
株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)では、見た目のデザインだけでなく、安全性や耐久性、そして園ごとの想いを丁寧にくみ取り、無理のない計画で形にしていきます。まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。まずは現地を見て、園舎の状態やお考えを伺うところから始められます。
ご相談は問い合わせフォームから、資料のやり取りはメールで、急ぎのご質問はお電話で、実際の事例を見たい方はショールームでのご案内も可能です。
園舎を「その時だけの工事」にせず、子どもたちの思い出に残る風景として育てていくために、どうぞお気軽にお声がけください。
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