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和室を洋室にリフォームするなら?畳からフローリングに変える費用と注意点
2026年06月10日(水)

下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の大村です!
昔ながらの和室は、来客用の部屋や仏間、家族のくつろぎスペースとして使われてきました。ただ最近は、「畳の手入れが大変」「物置のようになっている」「ベッドを置きたい」「子ども部屋や在宅ワーク部屋として使いたい」といった理由で、和室を洋室にリフォームしたいというご相談が増えています。
下関市の戸建て住宅でも、築年数が経ったお住まいでは、和室が今の暮らしに合わなくなっているケースがあります。畳をフローリングに変えるだけで、部屋の印象は大きく変わりますが、実際には床の高さ、下地、湿気、段差、押入れ、壁、建具、仏間や床の間の扱いまで確認しておくことが大切です。
単に見た目を洋室にするだけでは、「家具を置きにくい」「収納が使いにくい」「段差が残ってつまずきやすい」「思ったより寒い」といった後悔につながることがあります。
今回のお役立ちコラムでは、下関市で和室から洋室へのリフォームを検討している方へ、畳からフローリングに変えるときの注意点、費用が変わるポイント、用途別の考え方についてわかりやすく解説します。
和室を洋室にリフォームするときに考えるべき工事内容

和室を洋室に変えると聞くと、「畳を外してフローリングを張る工事」と考える方が多いと思います。
もちろん、床材の変更は大きな工事内容のひとつです。しかし、実際には床だけでなく、押入れ、壁紙、襖、障子、建具、段差、仏間、床の間など、部屋全体の使い方に関わる部分まで考える必要があります。
特に、これから寝室や子ども部屋、介護しやすい部屋、在宅ワーク部屋として使いたい場合は、見た目だけでなく、家具の配置や収納、コンセント、照明、動線まで確認しておくと安心です。
畳からフローリングに変えるだけでは不十分なことがある
和室から洋室へのリフォームで一番多いのが、畳をフローリングに変える工事です。
畳はやわらかく、床に座る暮らしには向いていますが、ベッドや机、収納家具を置く場合は、フローリングの方が使いやすいと感じる方も多いです。掃除機をかけやすく、家具の移動もしやすいため、普段使いの部屋として活用しやすくなります。
ただし、畳を外してフローリングを張るだけでよいとは限りません。
和室の床は、畳の厚みを前提に作られていることが多いため、フローリングに変えるときには床の高さを調整する必要があります。廊下や隣の部屋との段差が残ると、つまずきやすくなったり、掃除がしにくくなったりします。
また、築年数が経った和室では、畳の下の下地や床下の状態も確認しておきたい部分です。湿気がたまっていたり、床が沈むような感覚があったりする場合は、表面の床材を変えるだけでは不十分なことがあります。
確認したいポイントは、次のような部分です。
- ・畳の下の下地が傷んでいないか
- ・床が沈む、ふわふわする箇所がないか
- ・廊下や隣室との段差が残らないか
- ・湿気やカビのにおいがないか
- ・断熱性や冬の冷えが気にならないか
- ・ベッドや家具を置いても耐えられる床か
女性目線で見ると、床材の色やデザインも大切ですが、毎日の掃除のしやすさや家具の置きやすさも気になるところです。フローリングの色が明るいと部屋が広く見えやすく、落ち着いた色にすると寝室として使いやすくなるなど、用途に合わせた選び方も大切です。
▼築30年以上の住まいでリフォームを進めるポイントはこちらも参考になります▼
【下関市】築30年以上の住宅リフォームはどう進める?実例から学ぶポイントと成功の秘訣
押入れをクローゼットに変えると収納が使いやすくなる
和室には押入れがあることが多いですが、押入れはもともと布団を収納するために作られた収納です。
そのため、洋服を掛けたり、小物を整理したりするには使いにくい場合があります。和室を洋室として使うなら、押入れをクローゼットに変えることで、収納の使い勝手が大きく変わります。
押入れをクローゼットにする場合は、次のような工事を検討できます。
- ・襖をクローゼット扉に変える
- ・ハンガーパイプを設置する
- ・棚板を追加する
- ・中段を撤去する
- ・引き出し収納を入れやすくする
- ・可動棚を設置する
- ・扉を折れ戸や引き戸に変える
寝室として使うなら、衣類や寝具をしまいやすい収納にすることが大切です。子ども部屋にするなら、学校用品やおもちゃ、季節物を片付けやすい収納があると便利です。在宅ワーク部屋として使うなら、書類やプリンター、仕事道具をしまえる棚があると部屋が散らかりにくくなります。
ただし、押入れの奥行きはクローゼットとして使うには深すぎる場合もあります。奥にしまった物が取り出しにくくなることもあるため、何を収納したいのかを先に決めてから設計することが大切です。
「とりあえずクローゼットにする」のではなく、洋服を掛けたいのか、布団も残したいのか、日用品を収納したいのかを整理しておくと、リフォーム後の使いやすさが変わります。
▼押入れをクローゼットや書斎スペースに活用するアイデアはこちら▼
押入れリフォームで叶える!クローゼット・書斎・キッズスペースの活用アイデア
壁紙・建具・仏間・床の間の扱いも事前に決める
和室を洋室に変えるときは、床だけでなく壁や建具の印象も大切です。
畳をフローリングに変えても、壁が和室のままだったり、襖や障子がそのままだったりすると、和室らしさが残ることがあります。それが落ち着いた雰囲気として良い場合もありますが、完全に洋室らしくしたい場合は、壁紙や建具も一緒に考える必要があります。
たとえば、次のような部分です。
- ・砂壁や聚楽壁をクロス仕上げにする
- ・襖を洋風の建具に変える
- ・障子をカーテンやブラインドに変える
- ・引き戸のデザインを変える
- ・仏間を収納にする
- ・床の間を残す、撤去する、収納に変える
- ・照明を和風から洋風に変える
特に仏間や床の間は、ご家族の考え方によって判断が分かれやすい部分です。完全に撤去して収納にする方法もあれば、一部を残して落ち着いた雰囲気を活かす方法もあります。
仏壇を移動する場合は、ご家族や親族との相談が必要になることもあります。リフォームの工事内容だけでなく、暮らし方や家族の気持ちも含めて考えることが大切です。
また、建具のゆがみや開閉のしにくさも確認しておきましょう。築年数が経った和室では、襖や引き戸が重くなっていたり、きちんと閉まらなくなっていたりすることがあります。洋室にするタイミングで建具も整えると、日々の使いやすさが向上します。
▼仏間を残す・移す・隠す考え方はこちらでも詳しく解説しています▼
仏間リフォームはどう変える?「残す・移す・隠す」で現代的な祈りの空間へ
用途別に考える和室から洋室へのリフォーム費用と注意点

和室を洋室にリフォームするときは、最初に「何の部屋として使いたいのか」を決めることが大切です。
同じ和室から洋室へのリフォームでも、寝室にするのか、子ども部屋にするのか、介護しやすい部屋にするのか、在宅ワーク部屋にするのかで、必要な工事内容が変わります。
床材、収納、照明、コンセント、段差、建具まで含めて考えることで、使い始めてからの後悔を防ぎやすくなります。
寝室や子ども部屋にするなら床材・収納・音に配慮する
和室を寝室にする場合は、落ち着いて休める空間にすることが大切です。
ベッドを置くなら、床の強さや家具の配置を確認しましょう。ベッド、サイドテーブル、収納家具を置いたときに、ドアやクローゼットの開閉がしにくくならないかも大切です。
床材は、色や質感によって部屋の雰囲気が変わります。明るい色のフローリングは部屋が広く見えやすく、落ち着いた色は寝室らしい安心感を出しやすくなります。冬の冷えが気になる場合は、床の断熱やカーペットとの組み合わせも考えておくとよいでしょう。
子ども部屋にする場合は、傷や汚れに強い床材、収納のしやすさ、音への配慮も重要です。勉強机、ベッド、ランドセル、習い事の道具、おもちゃなど、子ども部屋には意外と物が増えます。
子ども部屋として使う場合に確認したいポイントは、次の通りです。
- ・勉強机とベッドを置ける広さがあるか
- ・収納は子どもが自分で使いやすい高さか
- ・床材は傷や汚れに強いか
- ・隣室や下階への音が気にならないか
- ・コンセントの位置は使いやすいか
- ・照明は勉強にも向いているか
和室を洋室に変えることで、使っていなかった部屋が毎日使える空間になります。ただし、家具を置いたあとの生活をイメージしておかないと、思ったより狭く感じることもあるため注意が必要です。
介護しやすい部屋にするなら段差解消と動線が重要
和室を介護しやすい部屋にしたいというご相談もあります。
これまで布団で寝ていた方がベッドを使うようになったり、立ち座りが大変になったりすると、和室のままでは使いにくくなることがあります。畳はやわらかく過ごしやすい反面、車いすや歩行器を使う場合には動きにくいこともあります。
介護しやすい部屋にする場合は、次のような点を確認しましょう。
- ・廊下との段差をなくせるか
- ・ベッドを置いたときに介助スペースがあるか
- ・車いすや歩行器が通れる幅があるか
- ・床材は滑りにくく、掃除しやすいか
- ・手すりを取り付けられる下地があるか
- ・出入口の建具が開閉しやすいか
- ・夜間の移動に配慮した照明にできるか
段差解消は、見た目以上に大切です。数センチの段差でも、足が上がりにくくなると転倒の原因になることがあります。
また、ベッドを置く場合は、片側からしか介助できない配置にならないかも確認しましょう。介助する方の負担を減らすためにも、ベッドの向きや出入口までの動線を考えておくことが大切です。
将来的に介護が必要になる可能性がある場合は、今すぐ手すりを付けなくても、後から取り付けやすいように下地を準備しておく方法もあります。早めに考えておくことで、安心して長く使える部屋に近づけられます。
在宅ワーク部屋にするならコンセント・照明・収納も確認する
最近は、和室を在宅ワーク用の部屋に変えたいというご相談もあります。
使っていない和室を仕事部屋にできれば、リビングやダイニングで仕事をするより集中しやすくなります。ただし、在宅ワーク部屋として使う場合は、床や収納だけでなく、コンセント、照明、インターネット環境も確認が必要です。
確認したいポイントは、次のような部分です。
- ・デスクを置く位置にコンセントがあるか
- ・パソコンやモニター、プリンターを使える電源数があるか
- ・照明は手元が暗くならないか
- ・オンライン会議の背景が整えやすいか
- ・書類や仕事道具をしまう収納があるか
- ・通信環境に問題がないか
- ・冷暖房が効きやすいか
和室は、もともと床に座って使う前提の空間であることが多いため、デスクやチェアを置くとコンセントの位置が合わない場合があります。延長コードで対応することもできますが、毎日使うなら最初から使いやすい位置に整えておく方が安心です。
また、照明も大切です。和室の照明は部屋全体を柔らかく照らすものが多く、デスクワークには少し暗く感じることがあります。作業しやすい明るさや、目が疲れにくい照明計画も考えておくとよいでしょう。
在宅ワーク部屋として使うなら、見た目だけでなく、仕事をしやすい環境づくりまで含めてリフォームを考えることが大切です。
費用は床だけか、収納・壁・建具まで変えるかで大きく変わる
和室から洋室へのリフォーム費用は、どこまで工事するかによって大きく変わります。
畳をフローリングに変えるだけであれば、比較的シンプルな工事になる場合があります。ただし、床の高さ調整、下地補修、断熱、湿気対策が必要になると費用は変わります。
さらに、押入れをクローゼットに変える、壁紙を張り替える、襖や障子を洋風の建具に変える、仏間や床の間を撤去するとなると、工事範囲が広がります。
費用が変わりやすいポイントは、次の通りです。
| 工事内容 | 内容 | 費用が変わるポイント |
| 畳からフローリング | 畳を撤去し、床を洋室仕様にする | 床材に関する種類、下地補修、段差調整 |
| 押入れをクローゼットに変更 | 収納内部や扉を洋室向けに変える | 棚、ハンガーパイプ、扉に関する種類 |
| 壁紙・建具における変更 | 和室らしい壁や襖を洋室向けに整える | クロス範囲、建具交換、下地処理 |
| 仏間や床(とこ)における変更 | 撤去、収納化、一部残しなどを検討 | 解体範囲、補修、家族が望む内容 |
| 介護対応 | 段差解消、手すり、動線確保を行う | 下地補強、建具変更、床材選び |
見積もりを比較するときは、金額だけでなく、どこまで工事に含まれているかを確認しましょう。
「床だけ変える工事」と「部屋全体を洋室として使いやすくする工事」では、内容が大きく違います。安く見える見積もりでも、収納や壁紙、建具が含まれていない場合があります。
使い始めてから後悔しないためには、最初に用途を整理し、その用途に必要な工事を見積もりに反映してもらうことが大切です。
▼リフォーム見積もりで後悔しないためのチェックポイントはこちら▼
下関市でリフォーム見積もりを見るときのチェックリスト
FAQ|和室から洋室へのリフォームでよくある質問

畳をフローリングにするだけでもリフォームできますか?
畳をフローリングにするだけのリフォームは可能です。
ただし、床の高さ、下地の状態、湿気、段差を確認せずに進めると、使いにくさが残る場合があります。和室は畳の厚みを前提に作られていることが多いため、フローリングに変えるときには廊下や隣室との高さを合わせる必要があります。
また、築年数が経った和室では、畳の下の下地や床下に傷みがあることもあります。表面だけきれいにするのではなく、現地確認で床の状態まで見てもらうと安心です。
押入れをクローゼットに変えることはできますか?
押入れをクローゼットに変えることは可能です。
中段を撤去してハンガーパイプを設置したり、棚を追加したり、襖をクローゼット扉に変えたりすることで、洋服や日用品を収納しやすくできます。
ただし、押入れは奥行きが深いことが多いため、何を収納したいかを先に決めておくことが大切です。洋服を掛けたいのか、布団も残したいのか、仕事道具や子どもの用品を収納したいのかによって、棚や扉の使いやすさが変わります。
仏間や床の間は残すべきですか?
仏間や床の間を残すかどうかは、ご家族の考え方や部屋の使い方によって変わります。
完全に撤去して収納にする方法もありますし、一部を残して和の雰囲気を活かす方法もあります。仏壇を移動する場合は、ご家族や親族と相談が必要になることもあります。
「使っていないからすぐ撤去する」と決めるのではなく、今後その部屋をどのように使うのか、家族の気持ちとして残したい部分はあるのかを整理してから判断すると後悔しにくくなります。
和室を介護しやすい部屋にできますか?
和室を介護しやすい部屋に近づけることはできます。
畳をフローリングに変える、段差を解消する、滑りにくい床材を選ぶ、手すりを設置する、ベッドを置きやすい配置にする、出入口を使いやすくするなどの方法があります。
介護を考える場合は、本人だけでなく介助する方の動きやすさも大切です。ベッドのまわりにスペースがあるか、車いすや歩行器が使えるか、夜間の移動が安全かも確認しておきましょう。
和室を洋室に変えるなら使い道から逆算してリフォームしよう

和室から洋室へのリフォームは、畳をフローリングに変えるだけで終わりではありません。
寝室として使うのか、子ども部屋にするのか、介護しやすい部屋にするのか、在宅ワーク部屋にするのかによって、必要な工事は変わります。収納、段差、壁、建具、仏間や床の間の扱いまで考えておくことで、使い始めてからの後悔を防ぎやすくなります。
下関市で和室リフォームを考えている方は、まず「この部屋をこれからどう使いたいか」を整理することが大切です。
株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)では、畳からフローリングへの変更だけでなく、押入れのクローゼット化、壁紙や建具の変更、段差解消、介護を見据えた動線づくりまで含めたご相談を承っております。問い合わせフォーム、メール、電話、ショールームへのご来店から、お気軽にご相談ください。今ある和室を、これからの暮らしに合う使いやすい空間へ一緒に整えていきましょう。
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