スタッフブログ
アクリル塗料の特徴や耐用年数は?軒天や破風を塗装できる?
2025年02月01日(土)
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・リフォームを専門にしている
外装劣化診断士の平井です!
外壁や軒天、破風の塗装・メンテナンスを検討中の皆様。塗料選びで悩んでいませんか?塗料代は塗料の種類によって大きく異なりますが、アクリル塗料はとても安く、初期費用を抑えるのに向いています。
今回のお役立ちコラムでは、そもそも軒天や破風はなんのためにあるか、メンテナンスの重要性やアクリル塗料の特徴、知っておきたいことなどをまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
▼合わせて読みたい▼
外壁塗装や屋根塗装の塗料を比較!種類別7種の特徴を解説
軒天とは?
屋根には様々な部位がありますが、外壁や窓などよりも外側に突き出ている部分を軒(のき)と呼び、軒の裏側を軒天(のきてん)と呼びます。
軒天の特徴・役割
軒天は軒の裏側にあるため、雨や紫外線の影響を受けることは少なく、なんのためにあるのかと不思議に思っている方もいるかもしれません。しかし軒天には重要な役割がいくつかあり、機能を維持することはとても重要です。
軒天の役割・特徴の1つは、屋根内部への通気性を向上させるためです。多くの軒天には通気口があり、屋根内部の換気に役立っています。湿気が籠もるとカビやコケ、腐食の原因となるため、住まいを長持ちさせるために重要です。より換気機能を向上させるために、屋根に通気口を設けている場合もあるでしょう。
軒天は防火機能も備えています。軒天がない場合、火が屋根裏まで侵入しやすくなってしまいますが、軒天があれば、ある程度耐えてくれるでしょう。特に木造住宅では重要な機能です。
また屋根裏に害獣・害獣や野鳥などが侵入するのも防いでいます。鳥獣保護法では屋根裏に住みついた動物を許可なく捕獲・駆除することは原則禁止されているため、あらかじめ侵入しないように予防することが重要です。どんな動物や害獣が入り込むかは、環境や地域にもよりますが、鳥類やネズミ・イタチ・タヌキ・ハクビシン・アライグマ・蜂などが侵入する可能性があります。
軒天の劣化原因と劣化による影響
軒天の劣化原因となるのは、経年劣化や屋根内部の雨漏り、軒天の塗装やコーティングが防水性・防カビ性などを失ったことによる腐食などです。明らかな腐食や破損はもちろん、軒天に色褪せや雨染みが確認できる場合は、メンテナンスをした方が良いでしょう。
軒天の劣化を放置すると、雨漏りや害獣・害虫の侵入を許すかもしれません。近隣で火災が起きた時に飛び火しやすくもなるため、注意しましょう。
破風とは?
破風(はふ)とは三角屋根(切妻屋根)や片流れ屋根における屋根の側面部分を指します。屋根の形状によってはないことも珍しくありません。
破風の役割
破風の役割・特徴は主に3つです。1つは名前の通り風を破る、つまり防風の機能です。屋根の側面には強い風があたるため厳しい環境なので、耐久力の高い破風を設けることで、強風の影響から住まいを守っています。
たとえば台風の時は横殴りの雨や下から吹き上げるような強風が発生することもあるでしょう。屋根の構造上、上からの風や雨には強いですが下から吹き上げてくる風などには弱いため、破風によって風を分散させ、住まいを守ります。
破風の2つめの役割は防水・雨漏り防止です。破風部分で雨風を分散・食い止めることで屋根と外壁の結合部から雨水が侵入することを防ぎます。破風の3つめの役割は防火です。近隣で火災が発生した場合に屋根内部へ火の粉が侵入するのを防ぎます。
破風の主な劣化原因と劣化による影響
破風の主な劣化原因は経年劣化や腐食・破損などです。破風は常に厳しい環境下にあるため、外壁などよりも劣化しやすいため注意しましょう。破風が劣化により機能しなくなると、雨漏りや腐食、屋根の強度低下などが起こりやすくなります。
▼合わせて読みたい▼
屋根点検や修理のタイミングはどれぐらい?最適な頻度を解説!
アクリル塗料の特徴や耐用年数
アクリル塗料は数ある塗装用塗料の中でも比較的安価で、特徴として発色がよくカラーバリエーションも豊富です。
ただし耐用年数は短く防汚性も低いため、頻繁にメンテナンスをする必要があります。アクリル塗料の耐用年数は5年から7年程度で、場合によっては3年ほどで劣化してしまうでしょう。
▼合わせて読みたい▼
外壁の塗り替えが重要な理由は美観だけではない!住まいの健康を守るため
アクリル塗料とピュアアクリル塗料では価格や機能が異なる
アクリル塗料とピュアアクリル塗料は似ていますが、耐用年数や機能性がまるで違います。ピュアアクリル塗料はアクリル塗料から不純物を取り除いた純粋(ピュア)なアクリルであり、耐用年数は15年程度もあるため、一般的なアクリル塗料と比べて2~5倍ほど長持ちするでしょう。
アクリル塗料は安価な塗料ですが、ピュアアクリル塗料はどちらかと言えばハイクラスな塗料の部類に入り、ハイクラスシリコンやフッ素塗料と同等の塗料代になるでしょう。
【結論】アクリル塗料は軒天や破風の塗装に向いている!
アクリル塗料は紫外線などに弱く、塗料の中では耐候性は低い塗料ですが、軒天であればそもそも紫外線や雨の影響を受けにくい部分なので、長持ちしやすく向いています。塗料代を抑えたい場合は検討する価値があるでしょう。
一方で破風の場合は厳しい環境下にあり、日当たりが良い場合はアクリル塗料だとすぐに劣化してしまうかもしれません。破風にどのような塗料が最適であるかは、予算や破風の状態、材質にもよります。
アクリル塗料以外で軒天・破風に最適な塗料は?
アクリル塗料以外で軒天・破風に最適な塗料は沢山あります。長い目でみてお得な塗料を選びたい場合は他の塗料の特徴も知っておきましょう。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は弾性があり、密着性が高く、様々な建材に対応できる優秀な塗料です。弾性があるおかげでひび割れや地震等に強く、よく伸びるためしっかりと雨水などの浸入を防いでくれます。
アクリル塗料よりは塗料代も高くなりがちですが、シリコン塗料よりは安く、手手頃なのも特徴です。一方でシリコン塗料より耐用年数は短く8年~10年程度しかありません。防汚性が低いため汚れやすい、点にも注意しましょう。
シリコン塗料
シリコン塗料は塗装で使われる塗料の中でもっとも採用率が高く、スタンダードな塗料です。人気があるため各塗料メーカーも様々な塗料を開発しており、ハイクラスなシリコン塗料もあればコストパフォーマンス重視のシリコン塗料もあります。
シリコン塗料は防汚性が高く、防カビ・’防コケ機能にも優れており、耐用年数も10年~15年とそれなりに長く、価格とメンテナンス頻度のバランスがとれています。
▼合わせて読みたい▼
プラチナシリコンREVOの特徴は?シリコン塗料の選び方も解説
フッ素塗料
フッ素塗料は耐用年数が長い塗料の代表格です。製品にもよりますが耐用年数は15~20年細で、防汚性にも優れています。
破風が厳しい環境にあるならフッ素塗料で塗装すれば安心でしょう。
無機塗料
無機塗料はハイクラスな塗料の代表格です。何らかの塗料をベースにしており、シリコン塗料をベースにした無機塗料もあれば、フッ素塗料をベースにした無機塗料もあります。
無機成分を配合することで、耐候性が飛躍的に上昇しており、塩害などにも強く安定して長持ちするでしょう。耐用年数は何をベースにしているかにもよりますが、20年~25年くらいだと言われています。
▼合わせて読みたい▼
超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRの魅力は高耐久&高機能!
塗料選びは種類だけでなく、付加されている機能や含有量も重要
同じ塗料の種類でも、遮熱機能を追加したものや太陽光への対策を強化したもの、カビやコケにとても強いものなど色々あります。またベースとなる材料の含有量で機能の高さも大きく異なるため注意してください。
たとえばアクリルやシリコン、フッ素の含有量が20%のものと50%のものでは、50%のものの方が、耐候性が高く高機能で長持ちします。含有量が低い塗料は安価ですが、長持ちしにくく低機能なので、長い目でみれば損をするかもしれません。
▼合わせて読みたい▼
プロが教える塗料の種類と選び方!基礎知識と各塗料の違いとは?
オムラと共に軒天・破風の安心メンテナンスをはじめませんか?
外壁や軒天、破風の塗装・メンテナンスにおいて、適切な塗料選びは住宅の耐久性を左右する非常に重要なポイントです。
アクリル塗料は初期費用を抑えられる安価な選択肢ですが、耐用年数が5年から7年程度と短く、頻繁なメンテナンスが必要となる場合があります。
そのため、紫外線や雨風の影響が少ない軒天には比較的適しているものの、破風のように直射日光や強風の影響を受けやすい場所では、より耐候性の高いシリコン、フッ素、または無機塗料の利用が推奨されるケースもあります。
各塗料には発色や防汚性、カビ・コケ防止など様々な機能が付加されており、塗料の含有量が高いほど耐候性や耐用年数は向上します。
経年劣化や雨漏りなどの劣化原因により軒天や破風の性能が低下すると、建物全体の安全性にも影響が出るため、定期的な点検と適切な塗り替えが必要です。
お住まいの状態やご予算に応じた最適な塗料の選定について、より詳しいご相談やご質問がある場合は、ぜひ問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店などで株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)にご連絡ください。
オムラでは、お客様の大切な住まいを長く安心してお使いいただけるよう、専門スタッフが親身になってサポートいたします。
執筆者/監修者
人気記事
下関市で外壁塗装やリフォームに使える補助金は?2024年度締め切られているものもチェック...
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装...
【朗報‼】助成金制度がスタートしました!...
㈱オムラスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。...
外壁塗装助成金は下関市で利用できる?知っておきたい申請方法や注意点【2025年最新版】...
下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市を中心に外壁塗装...
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]