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外壁に「コケ・藻」が生える家と生えない家の違い|防藻性能が高い塗料の選び方
2026年09月04日(金)

こんにちは。下関市の外壁塗装専門店、株式会社オムラ(プロタイムズ下関店)です。今回は、外壁のコケ・藻についてお伝えします。
「掃除してもすぐコケが生えてくる」「隣の家はきれいなのに、うちだけ黒ずんでいる」と感じたことはありませんか。
同じような環境なのに差が出ると、原因が分からず不安になりますよね。実は、コケや藻が生えやすいかどうかには、はっきりとした理由があります。
この記事を読むと、以下のことが分かります。
コケ・藻が生えやすい家に共通する条件
生えない家との違いを生む「塗膜の状態」
防藻性能の高い塗料を選ぶときの視点
まず生えやすい条件を確認し、次に塗膜の劣化との関係を見たうえで、対策となる塗料選びの考え方をご紹介します。まずは基本から整理していきましょう。
その外壁、コケが生えやすい条件がそろっていませんか

コケや藻は、風に飛ばされた胞子が外壁に付着し、水分と栄養を得て増殖することで発生します。特別な家だけに生えるわけではなく、条件がそろえばどの家にも起こり得る現象です。
立地・日当たり・風通しが与える影響
まず注目したいのは、立地と日当たりです。
川べりや林・森に面した家は湿度が高く、胞子が定着しやすい環境です。また、北側の壁面のように直射日光が当たりにくい場所は乾きにくく、コケが繁殖しやすくなります。
塀や樹木で風通しが遮られている場合も、同じように湿った状態が続きやすくなります。庭木や生け垣に近い壁面、エアコンの室外機まわりなど、風の抜けにくい箇所だけコケが目立つというケースも少なくありません。同じ建物の中でも、南側は問題がなく北側だけコケが広がっている、という状態はこの日当たりの差によるものです。
梅雨の時期や秋の長雨が続く季節は、外壁が乾く時間そのものが短くなります。もともとコケが生えやすい条件がそろっている箇所は、こうした時期にさらに発生・拡大しやすくなる点にも注意が必要です。
外壁材の凹凸もコケの定着を左右する
もう一つの要因が、外壁材そのものの表面です。
モルタルやリシン、スタッコ仕上げ、凹凸が多い窯業系サイディングは、表面の溝に水が溜まりやすく、胞子が定着しやすい構造です。表面が滑らかなサイディングに比べると、凹凸のある仕上げは雨水が乾ききる前に次の雨を受けやすく、湿った時間が長くなります。
ご自宅の外壁材が分からない場合は、新築時やリフォーム時の書類に記載されていることがあります。確認してみるのも一つの方法です。
他の家より条件がそろいやすい外壁材だと分かった場合も、それだけで塗り替えが必要と判断する必要はありません。同じ外壁材でも劣化の進み方には差があるため、次にお伝えする塗膜の状態もあわせて確認することが大切です。
コケ・藻と、カビや土ぼこりとの見分け方
外壁の緑がかった汚れをすべてコケと思われる方もいますが、実際には藻であることも多く、症状としては近いものです。一方、カビは黒っぽい斑点状に現れることが多く、コケや藻に比べると発生頻度は高くありません。
見た目だけで正確に判別するのは難しいため、種類を無理に見分ける必要はありません。こすっても落ちにくい緑色や黒色の汚れが広がっている場合は、一度状態を確認しておくと安心です。
生えない家との違いは「塗膜の防水性」にある

立地や外壁材の条件が似ていても、コケの生えやすさに差が出ることがあります。その違いを生んでいるのが、塗膜が持つ防水性です。
塗装から10〜15年で防水性は低下する
外壁の塗膜は、施工直後は雨水をはじく防水性を保っています。しかし塗装から10年から15年ほど経過すると、紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化し、防水性が徐々に失われていきます。防水性が低下した外壁は水分を含みやすくなり、乾きにくい状態が続くため、コケが定着しやすくなります。
塗膜の劣化は、コケ以外のサインとしても現れることがあります。手で触れると白い粉が付くチョーキングや、細かいひび割れも、防水性が落ちているときに見られやすい症状です。
こうした症状とコケの発生が同時に見られる場合は、外壁全体の防水性が低下している段階に入っている可能性があります。ご自宅の外壁を手で軽く触れてみて、白い粉が付くかどうかを確認するだけでも、状態を把握する一つの手がかりになります。
掃除しても再発する場合に考えたいこと
コケを取り除いても数か月で同じ場所に生えてくる場合は、塗膜そのものの防水性が落ちている可能性があります。表面の汚れだけを落とす掃除では、原因になっている塗膜の状態までは変えられないためです。
こうした再発を繰り返す場合は、塗り替えを検討する時期に入っていることも考えられます。逆に言えば、コケが生えやすい環境であっても、塗膜の防水性が保たれていれば、発生を抑えやすくなります。
これから塗り替える際にどのような塗料を選べばよいか、気になる方もいるでしょう。
防藻性能が高い塗料はどう選べばいい?
コケの再発を防ぐには、塗り替えの際に防藻性能を意識した塗料を選ぶことが一つの対策になります。
水分を奪って繁殖を抑える防藻剤配合塗料
防藻剤が配合された塗料は、藻類などの生育・繁殖を抑制する成分によって、外壁表面にコケや藻が発生しにくい状態を保つ効果が期待できます。
ただし効果の程度は塗料の種類や配合、施工条件、建物の状態によって異なります。誰の家でも同じように生えなくなると言い切れるものではなく、湿気がこもりやすい場所ではお手入れとの併用も検討すると安心です。
太陽光でセルフクリーニングする光触媒塗料
もう一つの方向性が、光触媒塗料です。
太陽光を利用して汚れを浮かせるセルフクリーニング効果を持ち、雨水で汚れとともに胞子を洗い流しやすくする働きが期待できます。
この仕組みは日当たりの良い面で発揮されやすい特徴があります。北側など日照が少ない箇所は、防藻剤配合塗料のほうが適していることもあります。
どちらの塗料が向いているかは、外壁材や日当たりの状況によっても変わります。ご自宅の状態を踏まえたうえで判断することをおすすめします。
塗料選びとあわせて、月に一度程度、水で外壁の表面を洗い流しておくことも、コケの定着を防ぐ助けになります。
株式会社オムラが、外壁の状態確認で大切にしていること

ここまで、コケが生える条件と塗料選びの視点についてお伝えしました。当店でも、同じ視点でご自宅の状態を確認できるよう、診断を通じて塗膜の劣化状況を見極めています。
お家の健康診断とドローン診断でコケの原因を確認
当店では、コケの原因が塗膜の劣化にあるかどうかを見極めるため、お家の健康診断を行っています。目視では確認しにくい箇所も含めて、外壁全体の状態を一つずつ確認していく診断です。
あわせてドローンによる屋根まわりの点検も行っており、高所や見えにくい箇所の劣化状況も確認できる体制を整えています。屋根や軒下など、地上からは判断しづらい箇所にコケが広がっているケースもあるため、こうした点検が状態把握の助けになります。
診断で確認した内容は、写真を交えてご説明しています。どの箇所にどのような症状が見られるのかを見ていただいたうえで、今後の対応をご検討いただける流れにしています。
外装劣化診断士による診断体制
当店では、外装劣化診断士の資格を持つスタッフが診断を担当しています。
劣化の度合いを見極めたうえで、補修や塗装についてどう対応すべきかを具体的にお伝えするよう心がけています。コケの発生が塗膜の劣化によるものかどうかも、この診断の中で確認できます。
塗り替え後も、定期的な点検を通じて外壁の状態を確認できる体制を整えています。施工して終わりにするのではなく、その後の変化も含めて見ていくことを大切にしています。
こうした診断・点検は、下関市を中心にのべ5,000件以上の塗装工事に携わってきた経験の積み重ねの上に成り立っています。同じコケという症状でも、原因や進行度は建物によって異なるため、画一的な判断はせず、一つひとつ確認しながらご案内しています。
まずは外壁の状態を確認してみませんか

掃除を続けるべきか、それとも塗り替えを検討すべきか、ご自身での判断が難しい場合もあるかと思います。
まだ工事を決めていない段階でも問題ありません。まずは外壁の状態を確認し、コケの原因が塗膜の劣化によるものかどうかを把握することから始めてみませんか。診断の結果を踏まえたうえで、必要な工事内容や時期をご案内します。
コケの掃除だけを済ませて様子を見るか、塗り替えまで検討するかは、外壁の状態次第で変わります。ご自身で判断がつかない場合こそ、専門的な診断を受ける意味があります。無理に工事を勧めることはありませんので、状態を知るための第一歩として利用いただければと思います。
当店では、工事後も安心して任せていただけるよう、W工事保証をご用意しています。保証の内容は建物の状態や施工内容によって異なるため、詳しくは診断の際にご確認いただけます。
下関市を中心に、周南市や防府市、北九州市など幅広いエリアでご相談を受け付けています。気になる箇所がある方は、お気軽にご相談ください。
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